tozangezan's diary

勝手にソースコードをコピペして利用しないでください。

アレ

Competitive Programming (2) Advent Calendar 2019 - Adventar内記事の最低クオリティーであると自負しています。どうぞお好きにお叱りください。

適当に思いついた競プロ老害ワードの背景などを説明していきます。間違いがあればなんなりと指摘してください。

  1. Member SRM

TopCoder SRMのうちwriter代が支払われないコンテストにこういう名前が付いていた。若い人がwriterをできる数少ないチャンスだった。いつのまにか消滅。

  1. GCJJ

Google Code Jam Japanかな。2011年くらいに一度だけ日本人対象のGCJが日本語で開催された。確か予選と本選の二本立てだったはず。上位の人はGoogleオフィスに呼ばれてパーティー的なことをした。

  1. TCHS

高校生対象のTopCoderSRM的なコンテスト。記録によるとレベルが低い傾向にあったらしい。年一回(?)トーナメント形式のTCHSがあり、割と賞金が高かった。残念ながらTopCoderを始めた頃にはもうTCHSコンテストが消滅してしまった。

  1. 0 完太陽

Skypeの太陽アイコンを入試数学の問題で0完だ(と思)った時に使う絵文字からの進展。特にJOI合宿のような問題数が少ないセットで0完だったときに使われがち。これ今使ってる人もいるよね。

  1. 完全・部分・例のみ

その昔(2012まで?)のJOIでは、フィードバックがコンテスト中に全部のテストケースに対して帰って来ず、自分の点数がコンテスト終了後の解析の時間になるまでわからない仕様だった。完全(全部のケースの正誤がわかる)・部分(一部のケース)・例のみ(サンプルの正誤だけわかる)。これを利用した意地悪な問題がJoitter。

  1. USB メモリで回収

その昔(~2009)JOI本選の解答ソースコードはコンテスト終了後USBメモリに移動することで回収されてました...。2010年からImo Judge(後述)から提出できるようになったはず

  1. Imo Judge

imosが作成したジャッジシステム。CMS以前の時代にJOIの合宿とかで使われていた。JOIの合宿で使われたImo Judgeにも2バージョンある? オンラインにもImo Judgeがあって、旧AtCoderの前身となっていた。今のAtCoderもこのジャッジを踏襲しているんじゃないか? 真相はよくわからない。

  1. O(N) Contest

2009年のJOI Open Contest。Imo Judgeで開催された。出ていないので詳細はよくわからない。

  1. TeraPad

今も使ってる人いるよね。JOIがWindows上で開催されていた時のエディタ。PCKでも使えた覚えがある。

  1. AtCoder

今のAtCoderと関係があるのかよくわからない。オンラインImo Judgeの後に出てきたコンテストサイト。UTPC 2011やCTPC、JOI春合宿オンラインジャッジなどが置かれていたと思う。ARC001のちょっと前にold.atcoder.jpに移り、数年後なんか消えていた。

  1. トーク

IOIでも、完全部分例のみから完全フィードバックに移行するまでは中途半端なシステムが取られていた。トークン制というのもその一つで(例: IOI2012)、ある一定時間ごとにトークンというものがもらえ、ある提出につけられた点数はこのトークンを1個消費することでみることができた。hogloidが調子に乗ってCEとかにトークンを使っていたら、足りなくなったと嘆いていた。

  1. JAPLJ Contest

オンラインImo Judge上でやってたコンテスト。この時代は有志コンテストがかなり数少ないから適当に1個開くだけでこの知名度

  1. COCI

今もあるっぽい?ヨーロッパの何処かの国の定期OIコンテスト。変な配点だった。けど現役時代ですら出たことが1度しかない気がする。

  1. POJ Monthly

POJも定期コンテストを開いていた。過去問を見ればわかるが、積分電卓を作る問題みたいなとんでもない問題が集められたコンテストと話題。ただでさえきついPOJのTLの中でも、POJ Monthlyの問題の定数倍のきつさは抜きん出ている。

  1. USACO Green/Orange

USACOは今は確か4段階(忘れた)だったが、ちょっと前まで3段階だった。さらに遡ると、2003年くらいまではGreen/Orangeの2段階だったようだ。Greenの方が難しい。POJに時々この区分の時代の問題がある。

  1. JOI Ninja Contest

2012年のJOI Open Contest。AtCoder上で開催なんだけど、今ジャッジが壊れていてIEになる。

  1. Kagamiz Online Judge/Kagamiz Contest System

好きに問題を投稿できるOnline Judgeと定期(?)コンテストが開催されるKCSの二本立て。特にKCSのコンテストは毎回のようにエスパー問題(問題の準備が雑とかじゃなくて、本当にエスパーに主眼を置いたもの)が出ていた。いつの間にか体裁が変わって問題もなくなってしまった。

  1. NPCA Judge

灘高のなんかの部活のオンラインジャッジ。ここも問題が好きに投稿できて、なかなかぶっ飛んだ問題が大量に投稿されていた。

  1. EPOCHまつやま

松山で開催された競プロ初心者向けコンテスト。大学生以上対象の世界大会に出場したことがある人は参加できないというルールがあったが、IOI日本代表は参加できたらしい。問題をとくとマス目が塗れてビンゴを完成させるみたいな、面白いコンテストシステムだった気がする。

  1. PC^2

ICPCのジャッジシステムとして長らく使われていたが、かなり評判が悪かった。順位表もなかなかばっさりしたデザインだった。比較的最近まで使われていたんじゃないかと思うけど、いつの間にか近代的なシステムにさし変わっていた。JOIでもかつてはこれを使っていたらしい。

  1. Donutsプロコン

AtCoderで唐突にABCレベルの問題で企業コンテストが開かれた。形式が特殊で登録する時に専用アカウントがもらえた。速解きは得意だったので優勝した。優勝商品はAndroidスマホだったはずが半年経っても音沙汰なくて、なんども催促したら反応があったが入手不可能なので代わりにiPhone 6にしてもらった(今も使っています、もうボロボロだけど)。

  1. 謎コン(リクルートプログラミングコンテスト)

CODE FESTIVALの前身。practiceはAtCoder上なのに本番は別環境だったり、問題文がめちゃくちゃだったり、なぜか途中で公開される問題が2問増えたりとかなりワクワクの内容だった。上位に入賞(20人くらいいた気がする)するとアメリカに招待されて決勝があった。

  1. Code Formula

キャリフルが主催の企業コン。登録がキャリフルのサイトからで、かなり難しかった。そもそもリクルート関係が主催するコンテストが当時はいろいろとあり、全く区別がついていなかった。

  1. Topcoder MeetUp in Japan

TCOの地域イベントが前にも日本で開かれたことがあり、その時はwriterが(誰だったか忘れたけど)日本人だった。この地域イベントはTCOのコンテスト以外にも高額賞金ハッカソンとかがあったが、入賞者がいなかった。AtCoder Problemsはハッカソンで扱われていた?

  1. Java Challenge

ICPCアジア地区予選の1日目、プラクティスの時間にJavaでゲームのAIを作りあとで競わせるみたいな謎企画があった。そもそも真面目にやる人が少なかったり(普通practiceに集中するだろ)、短時間すぎてコンテストにならなかったりと不評で、いつのまにか消えてた。

  1. カロンウォー

FPT(ベトナムの企業?)が主催したチーム戦コンテスト。賞金が高い割に、ワクワク要素満載で本番まで一体どういうコンテストなのかすらわからないという面白さだった。結局上位入賞はいつものメンバーだったので、おそらくワクワク要素の高い普通のアルゴリズムコンテストだったのではないか。

  1. Random Coder Stats

TopCoderのパフォーマンス変遷や、得意不得意分野を可視化することができるサイトとしてよく使われていた。ただ更新頻度が低く、数ヶ月に1回しか最新情報が見られないような欠点もあった。いつの間にか消えていたので、人々はotinn.comに移動した。

  1. otinn.com

TopCoderの過去の順位表や各種統計情報をめちゃくちゃ詳しくみることができたサイト。各個人の謎アチーブメント(2言語でコンテストに出たとか)まで詳細に記録されていたと思う。これもいつの間にか消えていた。